生きる力、明日に、そしてその先へ
BCA土曜学校で学んだことが、子供たちの「生きる力」となって、明日に、そしてその先の人生につながることを願い、主体的・対話的で深い学びの視点から「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視した授業を届けます。子供たち一人一人に寄り添い、大切にしながら、これからの世界をリードしていく感性豊かな国際人の育成を目指します。生きて働く「知識・技能」の取得、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・対応力等」の育成、学びや人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養(かんよう)を目指し、長く楽しく日本語を学習する教育の場を4才
国語では、言葉の特徴や使い方、情報の扱い方、日本の言語文化に関する「知識及び技能」と、国語で正確に理解し適切に表現する際の、話すこと・聞くこと、書くこと、読むことの「思考力、判断力、表現力等」が相互に関連しあいながら言葉が育成される授業を目指しています。
算数・数学では、数学的な見方・考え方を働かせながら「知識及び技能」を習得したり、習得した知識及び技能を活用して探求したりすることで生きて働く知識とし、より広い領域や複雑な事象について「思考・判断・表現」できる力が育成される授業を目指しています。
「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業改善として、子供たちの質の高い深い学びを引き出すことを意図した様々な工夫を行い、それを通してどのような資質・能力を育むかという観点から、学習の在り方そのものの問い直しをしています。
幼稚部・小学部の学習は、国語と算数だけでなく、日本の音楽、茶道、給食(食育)の時間があり、日本の伝統文化を学んでいます。また、学校行事を通して望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、協力してよりよい学校生活を築こうとする態度を育てることを目標に、運動会や春祭りを始め、季節の行事も豊富に行っています。放課後の宿題学習ひろば、アート、ダンス、サッカーなどのクラブ活動も充実しています。
中学・高校部では、国語、数学、SAT対策、小論文、英語エッセイなどから、受講科目を選択でき、卒業生は日米の大学へ進学していきます。
日本語による教科学習や日本の伝統文化を学ぶ授業そして学校行事を通して、日本語と英語、日本とアメリカの両方の文化を理解してこれからの世界をリードしていく感性豊かな国際人の育成を目指しています。
- 基本の徹底+教科書指導+応用練成が組み込まれた授業
- 学校全体としての統一された教材と宿題の準備
- 少人数制でひとりひとりを大事にした授業
- 楽しんで参加できる授業内容
- 対話を取り入れる等の授業形態
- 語彙力を高め、生涯にわたる有意な資格を取る漢字検定
- わかる授業のためのICT活用
- 基礎基本の定着のためのフラッシュ型教材の活用
- 実物投影機での拡大提示
- 指導技術だけでなく人間味あふれる優れた講師陣
- 卒業生たちの実績
- 現地や日本の大学へ進学し活躍中
BCAディレクター清水 楡華先生の連載「プロに聞こう: アメリカの教育事情
2024年度 BCA土曜学校概要
授業時間 |
幼稚部・小学部:8時45分~1時30分 中高部【科目選択制】:8時30分~12時25分 |
---|---|
授業料(月謝) |
幼稚部・小学部:$296*授業日数1カ月4回の場合 中高部【科目選択制】: 授業日数1カ月4回の場合 1クラス$144 *登録料 100ドルを頂いております (non refundable) *各月の授業回数により、授業料が異なります。(例:幼稚部・小学部月2回の場合$148、月3回の場合$222) *7月、8月の授業料引き落としはありません。 *登録料、授業料等を含む費用は入学の際にご登録いただく銀行口座より自動引き落としとさせていただきます。 *幼稚部・小学部の給食は無料で提供しています。個人のアレルギーに関しては学校までお問い合わせください。 *教材費(年度初め1回のみ)幼稚部:$35ー副教材・学校指定ノート 小学部: $46 副教材・学校指定ノート、教科書$56(日本国総領事館から無料配布を受けられ る場合は学校から購入の必要はありません。) 中高部:国語1~3、数学1~3教科書 各$22程度(日本国総領事館から無料配布を受けられる 場合は、学校 から購入の必要はありません。)国語4教科書 $22程度 副教材 国語1~3漢字ワークブック$12 |
学年 |
幼稚部(年中、年長) |
科目 |
幼稚部(国語、算数、音楽、知能開発、生活科、食育) |
年間行事 (予定) |
幼稚部/小学部: 入学式/始業式、授業参観、クラス懇談会、夏季作品展、保護者懇談会、運動会、冬の音楽会、春祭り、終業/卒業式 中高部: 授業参観、保護者懇談会 |
授業の様子 | 土曜学校ブログをご覧ください。 |
幼稚部・小学部の入学申込はこちらから Pre-K through 6th Grade enrollment link
中高部の入学申込はこちらから Middle and High School Grade Enrollment Link
卒業生の声
明子・ジョンソンさん 私はアメリカで生まれ育ち、高校を卒業した後は日本の大学(ICU国際基督教大学)に進学、現在は東京で生活しています。「どこで日本語を習ったの?」とよく聞かれますが、私はBCA土曜学校に通っただけ。それでも早稲田大学、上智大学、ICUに合格することができました。
土曜学校に入学したのは小学1年の時です。私はそこで日本語の楽しさを知りました。授業で印象に残っているのは、国語の「伝記」です。豊臣秀吉や二宮金次郎の伝記を読み、人物の魅力、生き方から学んだことなどを作文にし、クラスで発表しました。とても面白かったです。
土曜学校を卒業する時、担任の先生が「日本語での読書をずっと続けて下さいね」と言いました。私はその言葉に感謝しています。母親は日本の本を買い、私のために難しい漢字にふりがなをふってくれました。そのおかげで、村上春樹、山崎豊子などの長編小説を夢
中になって読みました。大学入試に必要な小論文の論理的思考力、表現力が知らず知らずのうちについたのだと思います。
アメリカ人は自分のアイデンティティーについてよく考えます。私は自分のルーツである日本語と日本文化を身に付け、アメリカでも世界のどこへ行っても、堂々と自信を持って生きていこうと思います。